英語が苦手だった僕が東大合格までにやった英語学習まとめ

英語

英語が苦手だった僕がどのように英語を勉強して東大合格までに至ったかをまとめました。学習の参考になれば幸いです。

基本はここに書いてある参考書による勉強だけで、塾などには行っていないし、学校の勉強もそこまでちゃんとやっていません。

学習前のスペック

英語に苦手意識があっただけあって、はじめの状態はひどいものでした。

  • 中学までの定期テストはそこそこ真面目にやっていたので8割〜9割くらい
  • 高校は真面目にやっても7割くらいしか取れない
  • 高1の終わりに受けたセンター同日試験は100点未満
  • 高2の終わりに受けたセンター同日試験は120点くらい

学校の定期試験前に勉強していただけで、あまり特別な対策をしていませんでした。

文法は一通り学習したが文章が読めないという状態です。

学習の流れ(高2夏から)

高2の夏ごろ

そろそろ英語を勉強をしないと受験に間に合わない、という危機感から高2の夏から学習を始めることにしました。

勉強法

勉強するにしてもどのように勉強したら良いかわからなかったので、勉強法の勉強をすることにしました。何から手をつけていいか分からない高校生が、とりあえず参考にするには良い本だったと思います。
入試で高得点を取るには長文が早く読めるようになることが必要です。そのためには文法や単語で基礎を固め、英文を正確に読めるようにならないと、そもそも長文のトレーニングができない、という感じだったと思います。
どの参考書をどの順番で使うと良いかなども書いてあったので、これを見ながらどう勉強するかを考えていました。

有名な英語勉強法の本です。大人のやり直し英語の側面もあったので、受験にはそぐわない内容もありましたが、どのようにトレーニングするべきかの参考になります。
受験ではスピーキングを使う機会がほぼ無いので「瞬間英作文」トレーニングなどはやらず、「音読」や読解に関するトレーニングを参考にしていました。
ネットでも見られるので、公式サイトを一読しておいて損はないと思います。

発音

まずは発音記号を理解して正しく発音できるようにしました。ちゃんとした本なら何でも大丈夫だと思います。
単調になりがちなので、気が進まないかもしれませんが、発音はすごく大切です。今後の学習効率に大きく関わってきます。はじめにしっかりとやっておくべきでしょう。
僕は「単語耳」の方を使用したのですが、「英語耳」よりも余計な単語が多いせいで時間がかかってしまいました。筆者が勧める英語学習法はあまり参考にならないので読み飛ばしました。

英単語

まずは基礎の復習からです。基礎単語は文章中に頻出するので、抜けがあると致命的な誤読を引き起こす場合があります。
学習法ですが、日→英の翻訳ができるまで習熟するのは現段階ではコストパフォーマンスが悪いです。単語帳では英→日ができるようにするだけにしました。結局受験で大切なのは、長文で英→日ができることなので。
別の単語帳を使ったのですが、見当たらなかったので人気のものを載せておきました。学校で使用した単語帳でも良いので、素早く復習を終わらせておきたいところです。僕は少なめの単語帳(600単語くらい)を2週間位で終わらせました。

これくらいのレベル帯は文章中に頻出するので、単語帳はやらずに文中に出てきた単語を覚えるのもアリかもしれません。

基礎の復習ができたら一気にセンター試験レベル(共通1次試験レベル)まで語彙力を引き上げることにしました。このレベルの単語がわからなければ、そもそも受験のスタート地点に立てないからです。
システム英単語が学校での指定教材だったので、最初の方を英→日ができるように練習しました。このあとの単語のメイン教材としても使っていました。

文法

文法も基礎の復習から始めました。日栄社の薄い問題集です。広く浅くといった感じなので、最初の一冊にはちょうど良かったです。
3周くらいしました。1周目は1日3つ進めて、2周目以降は間違えたところを中心に復習したと思います。

よくある見開きに問題と解答が載っている問題集です。語法などは後回しにして、文法を集中的にトレーニングすることにしました。やり方は、英語上達完全マップを参考にしました。
マップのやり方を参考にして解いた問題を数回音読することにしたのですが、結構定着したと思います。センター試験や定期テストの文法問題で間違えることがかなり減りました。
何周かしましたが、2周目以降は間違えたところを集中してこなしました。

総合英語と呼ばれる文法書を通読しました。細かいところまで読んでいると時間がかかってしまうので、わかっているところは急いで読み、忘れていたところや知らないところを重点的に読みました。僕は「フォレスト」を読んでいましたが、後継が出ているのでそちらを載せておきます。
今後文法でわからないことがあれば総合英語を確認することになります。

英文解釈

センターレベルの文章を遅くても正確に読めることを目標にしていたので、基礎の英文解釈系の参考書を使うことにしました。
文法をちゃんとやっていればあまり必要なかったかなという感じでそれほど効果は感じませんでしたが、英文を和訳することを通して、正確に読もうという意識が高まった気がします。CD付きなので読んだ文を少し音読していました。
今はもう少し良さそうな問題集が出ていると思います。これは文法の説明が多めでした。もう少し英文解釈の側面が強い超入門英文解釈の技術60とかのほうが良いかもしれません。

高2の秋~終わり

冬まで部活があり、かつ部長をしていたのであまり勉強に時間を取れませんでしたが、終わってからはそこそこの時間を英語に当てることができるようになりました。

単語

単語の学習は継続して行っていました。システム英単語のCDを手に入れたのでミニマルフレーズを音読したり、もう少しレベルの単語を覚えたりしていました。
今思えば1冊目(or2冊目)の単語帳としてシステム英単語はいい選択肢だったと思います。ミニマルフレーズは記憶に残りやすく、英→日を覚えやすい単語帳でした。

文法

夏に文法事項をやったので、復習しながら残りの語法なども一通りやることにしました。文法も語法も基礎ですし、問題として出てくるので、一度はこういう問題集をこなしておかないと後で苦労すると思います。

英文解釈

難しめですが薄い英文読解教材です。50問しかないので割とすぐに終わると思います。「入門英文問題精講」の後にやるにしては難しい教材ですが、文法問題を「スクランブル」でやっていたのでやり切ることができました。
効果は凄まじく、難しい英文でも単語さえわかれば正確に読めるようになりました。高2の終わりに受けた模試では、英文和訳の偏差値だけ以上に高かったのを覚えています。
最近はそこまで難しい英文和訳問題がでないので、これくらいの難易度と量をこなしたら英文解釈系の教材は終わりにしても良いのではないでしょうか?

長文

基礎単語と文法をやり「ポレポレ」終えて、ようやく長文のトレーニングに移ることにしました。少し始めるのが遅かった感はあります。英語長文を早く読めるようになることを目標に、読解と音読を中心にトレーニングしました。CD付きで解説も豊富で結構良い問題集なのですが、長文の質がセンター試験そのものと比べると微妙な感じがしました。最近は他にもCD付きで解説が豊富な問題集が多いので、そちらを使っても良いと思います。
いずれにせよ、これだけでは分量が足りなかったので、高2の1月に受けたセンター同日試験では英語が120点とあまりふるいませんでした。「ポレポレ」などは遅くても正確に読むトレーニングだったので、時間切れが主な原因です。

「ハイパートレーニング」の後に始めた教材です。CD付きなのは良いのですが、解説が比較的あっさりしているので、独学でやる教材ではなかったと思います。
半分ちょっとくらいまで進めて音読も20回くらいしたのですが、途中でやめてしまいました。レイアウトも僕には合わなかったみたいです。

高3の春~夏末

英単語

有名な英単語帳です。1つの文に複数の単語が入っているので、短期間で覚えることができます。
実は無謀なことに高1くらいにDUOをやろうとしたのですが、難しすぎて挫折していました。DUOの例文を読んで意味がわかるレベルになるまでは使わないほうが良いです。
あまり真面目に取り組まなかったこともあって、すべての例文を完璧に暗唱できるレベルまではやり込みませんでした。例文中なら英単語の意味がわかっても、他の文章では分からないことが多い、という状態だったと思います。
春頃に「システム英単語」を一通りこなしたのですが、その後にはDUOのかわりに「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」を使ったほうが良かったと思います。

単語帳は英→日を1冊目(1周目)で覚えて、2冊目(2周目)以降の単語帳で日→英や派生語などを覚えていくのが良いでしょう。いきなり色々覚えようとしても無理だからです。単語帳で覚えた単語に、長文など別の場所で出会うことで定着が進みます。

熟語

一度は英熟語を一通り勉強しておきたいと思い、僕は速読英熟語を選択しました。読解も同時にできるメリットもあるのですが、英単語でシンプルに表せるところを無駄に英熟語で表しているような感じもするので一長一短です。
CDも買わなかったので、効果的な音読トレーニングができたわけでもなく、これなら別の長文問題集をやっておいた方が良かったかもしれません。

長文

実践的なトレーニングも兼ねて、20年分以上の過去問を使って長文読解を進めることにしました。量が多いので受験直前まで一年間使えます。明らかに今まで勉強したものよりもレベルが高いものが多く、CDがないので音読もしなかったため、効率は悪かったです。
センターよりもレベルの高いCD付きの英語長文問題集をその前にやった方が良かったと思います。速読英単語の上級編とCDが1つの選択支でしょうか。

音読をしなくても良いのは、十分に基礎力がついてからだと思っているので、過去問を使う段階としては早かったです。しかし、この時期には過去問を始めないと間に合わないだろうという焦りもあったので、致し方なかった側面もあります。

とは言いつつも、難しいものをやったかいがあってか、夏前のセンター模試では180点近くを取れました。積み上げた英文解釈の能力が、長文練習によって素早く使いこなせるようになったお陰です。今までの努力が実を結んだことを実感して、英語学習が楽しくなってきました。本来なら高2の終わりまでにとっておきたかった点数なので、調子に乗らずに勉強を進めます。

東大対策

東大対策として、東進から出ている東大用の参考書を購入しました。英作文なんかはそこそこ参考にした記憶があります。しかし、7割位進めてから解説が微妙な箇所を発見してしまい、信用できなくなってやめてしまいました。
どちらかというと上級者向けの参考書で、当時の僕にはレベルが高かったのだと思います。もともと英語が得意な人が使えば、さらに得点を高めることが可能になるでしょう。

高3の秋と冬

英作文

英作文は長文に比べて配点が低いと予想していたので、対策も長文に比べれば軽めです。高3の夏が終わるくらいから始めました。使える例文を暗記して「英借文」をする事で、必要十分な得点を狙う戦略です。
あまり時間をかけたくなかったので、例文数がそこまで多くない「ドラゴン・イングリッシュ」を暗記しました。ドライン以外にもいくつか使いやすい教材はあると思いますが、自分が使えるレベルまで暗記するのが大切でしょう。

毎年必ず自由英作文が出題されていたので、自由英作文の対策を進めました。解説をしっかり読んで理解して、解答をテンプレートとして使えるように暗記することを中心に行いました。
Z会の自由英作文のトレーニングは書く上で大変参考になりました。暗記用例文もついているのでこれ1冊をやり込むだけで良かったかもしれません。

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過去問の英作文を何度か学校の先生に添削してもらっていました。それほど効果があったかは微妙ですが、本番前に何度か見てもらえると良いと思います。周囲に添削してくれる人がいない場合は、Z会の英語とかで添削してもらえるはずです。

リスニング

英作文の対策に並行して、リスニングの対策も開始しました。メインで使用したのは、「キムタツ」の東大英語用の参考書です。
東大の形式にかなり近い問題集なので、東大志望の人はとりあえずをこれをやっておくことが多かったです。時間がある人は続編のキムタツの東大英語リスニングSUPERや、もう少し簡単なキムタツの東大英語リスニング BASICをやるのもいいと思います。

後は過去問演習と、息抜きとしてBBCの6 Minute Englishをたまに聞いていました。

英文解釈

長文ばかりやっていて、和訳の能力が落ちているような気がしたので、有名な英文解釈の参考書をこなすことにしました。難しいと聞いていた割には簡単に感じ、1週やり切った後は早く読めるように何度か読み直しました。
時間があれば英文解釈教室〈新装版〉をやっていたと思いますが、今の受験のレベルに対して難し過ぎます。おとなしく他の勉強をしたほうが効率的でしょう。

一次試験対策

もっと早くに出会っていれば…と思った参考書です。単語帳ですが長文集と思ったほうが良いでしょう。1年~半年前の自分にとってちょうど良いレベルで解説も豊富であり、これを使って音読トレーニングをするべきでした。
一年前と二年前センター試験で低得点を取ったトラウマがあるので、この時期には速読のトレーニングをしました。過去問よりも簡単なので、記載されている目標タイムよりも早く読み切ることができて自信になりました。センターボケが怖いので、一次試験前の二、三週間しか使っていません。この時期に使う必要はなかったかなという印象です。

過去問も数年分解きました。長文の内容はほとんど分かりますし、時間も余るくらいに終わるので190点以上を取ることが目標でした。いかにミスを減らすかが重要で、難しい年では点数がブレるので少し怖かったです。結果的に一次試験は1問ミスで抑えられたので良かったです。

多読・多聴

ここまで受験勉強をしていると疲れてくるもので、たまに気晴らしがしたくなります。しかし、まったく勉強に関係ないことをするのも罪悪感があるものです。そこで僕は洋書の多読や多聴をすることにしました。大量の文章を楽しみながら読み聞きできるので、学習と気晴らしの兼ね合いとしては最上でしょう。

難点は、受験生の語彙力では通常のペーパーバックは読めないことです。受験で求められる語彙は5000単語くらいですが、ハリーポッターなどの児童書を理解するのに最低8000単語ほどは欲しいところです。洋書のためにボキャビルをするのも、受験という観点では非効率です。

そこで僕はKindleを使って、比較的優しめの本を読むことにしました。Kindleは難単語に自動で意味を表示してくれるので、自分の語彙レベルを多少超えていても意味がわかります。理想はもっと早い時期からボキャビルと多読をすることだったと思います。

今はAudibleなどでオーディオブックも簡単に手に入れられるので、多聴も楽にできるでしょう。

直前期

受験直前期は過去問で形式や英文に慣れるか、今までやった参考書の復習をしていました。ここまでくると今までの努力がものを言うので、新しく参考書を買ったりはしないことが大切だと思います。

おわりに

学習の参考になれば幸いです。具体的な勉強法については、以下を参考にしてください↓

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