【東大生が教える】勉強のやる気を出す方法
勉強しなきゃいけないのはわかってるけどやる気が出ない、というのは誰にでもあることです。
そんな状況はストレスの原因にもなってしまい、更にイライラしてやる気がでないという悪循環に陥ってしまうかもしれません。
実は学習意欲を低下させる要因・高めてくれる要因というのはわかっています。
ここに書いてある方法を使って、やる気の出ない理由を見直して改善し、効率よく学習を進められるようにしましょう!
なぜやりたくないのか?やる気がでない理由
勉強する内容に興味がない
勉強することに対して興味がないと、まったくやる気がでません。僕は歴史には全く興味がなかったので、歴史の勉強はいつもダラダラとしたものでした。
中学生・高校生・大学生にとっては、勉強したくないことに限って、やらなくてはならないことも多いです。
こう考えると、やる気がでないというのはしょうがないことなので、やる気が無いからといって落ち込む必要は全くありません。
その勉強が何の役に立つのか、どんなところが面白いのかを考えてみましょう。
なぜその勉強が必要なのかを検索してみるのもおすすめです。
一旦興味を持つことができた科目は、継続的に勉強を続けることができます!
体調が悪くて集中できない
実は、勉強できない原因としてはこの理由が多いです。
「風邪気味で集中できない」、「熱があってそれどこではない」という人もいるかもしれません。
このような場合は、思い切って勉強をやめて休み、いち早く体調を良くすることに専念したほうが良いです。
体調がわるいのに勉強を続けても非効率的でしょう。
眠くてそれどころではない
「眠くて勉強が進まない」という人もかなり多いのでは無いでしょうか?
夜遅くまで起きている人や、朝起きる時間が不規則な人は、睡眠がしっかりと取れていないかもしれません。
電子機器のブルーライトも脳を活性化させ、眠りが浅くなってしまいます。
睡眠というのは人間の生活においてとても重要なものです。良質な睡眠が取れていないと、昼間の行動に影響が出てくるでしょう。
早寝早起きをして、規則正しい睡眠をとることで、昼間も活発に脳を動かすことができるのです。
環境が悪い。暑い、寒い、うるさい等…
学習環境に問題がある可能性があります。
エアコンが効いてないとか、周囲の雑音が気になって集中できないなど様々です。
家では家族がうるさくて集中できないかもしれません。外では周りの人の目が気になってしまうかもしれません。
人によって最適な環境は異なります。
自分にあった学習環境で勉強をすることは、やる気を高めてくれるわけではありません。しかし、やる気を失うことは防いでくれるでしょう。
自分にあった環境で勉強してください。
他に悩み事がある
悩み事があって、勉強に集中できないのかもしれません。
悩み事といっても、すぐに解決できるような悩みと、すぐに解決できないような悩みと色々とあるでしょう。
すぐに解決できることなら、今すぐ終わらせる
悩みごとを後にまわしても良いことはありません。
早め早めにできることをこなしてしまうのが、悩み事を減らすコツです。
可能なら早めに解決することで、後が楽になって、他のことに集中することができます。
すぐに解決できないようなことなら、どうしたら解決できるのかを考える
すぐに解決できない場合は、どうしたら解決できるか考えてみましょう。
そして、現段階で考えること・できることがなくなるまで考えたら、あとで思い出せるようにメモしておいてください。
そうしたら、もう考えるのはやめましょう。
「今はもう考えつくした」という状態を作ることで、悩みがそれほど気にならなくなります。
近くに気になるものがある
漫画やスマホ、テレビなどは勉強の大敵です。
ふとした瞬間に目に入ってしまい、そのまま勉強しなくなってしまうかもしれません。さらに、ずっと気になってしまうので、注意も散漫になりがちです。
勉強する環境を整えるためにも、不要なものはあらかじめ片付けて、目の届かないところにおいておくと良いでしょう。
予定通り勉強が進まない
自分が立てたスケジュールどおり勉強が進まないからといって、落ち込んで自分を責めてしまい、やる気を失ってしまうかもしれません。
しかし、予定通り勉強が進まないからといって、落ち込む必要はありません。立てた予定の半分も進めば上出来だと思ってください。
人間はそんなに完璧にはできてはいません。
「計画を立てる」、「実行する」、「どれだけできたか・何が駄目かを評価する」、「評価を元に計画を改善する」というプロセスをなんども繰り返すことで、段々と進んでいきます。
これはPDCAサイクルと呼ばれるビジネスでも使われる手法です!
勉強のやる気を引き出す方法
なによりも勉強を楽しむ!楽しくなくても思い込む!
やる気を出す最大の方法はこれだと思っています。
「何よりも勉強を楽しむこと」これこそがやる気を引き出す一番の要因であり、勉強を続ける大きなモチベーションになります。
東大生を見ているとわかりますが、何割かの人(全員ではないです)は勉強自体を楽しんでいます。
楽しいから勉強をする、勉強をするから成績が上がる、成績があがるから勉強が楽しい、という好循環も生まれるのです!
いま勉強が楽しくなくても、どこが楽しいか探してみましょう。
そして、楽しくなくても楽しいと思い込むのも大切です。例えば、勉強しているときに笑顔を作っていると、脳が楽しいと勘違いして実際に楽しくなってきます。
勉強をするとどんな良いことがあるかを想像する
やる気を出すのに手っ取り早いのはこの方法だと思います。
要は、目標・目的を明確化するのが大切なのです。コツコツと勉強をすることで、自分にどんな良いことが待っているのかを想像してみてください。
短期的な利点は?
まずは知らなかったことを知ることができて楽しいかもしれません。
できなかった問題が解けて嬉しいかもしれません。
そして、周りの人に勉強している自分を見てもらえるので、「偉いなぁ」と思ってもらえ、評価が上がるかもしれません。
中期的な利点は?
テストの点数が良くなります。
その結果お小遣いを上げてもらう交渉がうまくいくかもしれません。
さらに、受験で合格できる可能性がかなり高くなるでしょう。
長期的な利点は?
難関大学に合格して、良い企業に就職できるでしょう。給料もたくさんもらえます。
さらに勉強を続けていれば、どんなことにだってチャレンジできるでしょう。
勉強をポジティブに考えよう!
もちろん、今まで上げた例は全体のほんの一部分です。
勉強をすることで色々と良いことがあります。まずは少しでも良いので、勉強したときに起きる良いことをポジティブに考えてください!
逆に勉強しないとどうなるのかを考える
コツコツと勉強をしないと、どんな恐ろしいことになるかを考えてみましょう。
勉強しなかった時の将来を考えることで、「勉強しよう!」という気分になります。
短期的なデメリットは?
課題をやらないせいで先生に名指しで怒られるかもしれません。
テストの点数が悪いせいで親からの印象が悪くなるかもしれません。
それだけならまだ良いのですが、長期的に勉強をしないともっとひどいことになります。
長期的なデメリットは?
受験に落ちてしまうかもしれません。
そのせいで、大きな会社に就職できない可能性があがります。
また、知識がないせいで色々な場面で恥をかく等、いろいろとあります。
特に現代のこの学歴社会においては、学歴というのは大変重要です。
その後の人生に深く関わってくるので、受験に落ちないためにも今できることをやっておく必要があります。
とりあえず5分でいいから勉強を始める
やる気がない状態では難しいことなのですが、まずは5分でいいから強引に始めてみましょう。
なんでも良いから始めてしまえば、一番の壁であった「勉強をはじめる」という点をクリアできます。
あとは、5分経ってみて「まだ続けてもいいな」と思えばこちらのものです。
5分後に「もうやりたくない!」と思ったら、やめてしまっても構いません。
それくらいの気持ちでいないとやる気も起きません。本当にやめても大丈夫です。
なぜなら、やりたくない状態で勉強を続けても大変効率が悪いです。
勉強を一旦中断して他のことをやってから、「5分だったら、もう一度勉強をしてもいいかな」と思った時にまた再開しましょう。
これを繰り返していくと、気がついたら勉強を続けているはずです。
好きな科目から勉強をはじめてみる
やるべき科目のやる気が出なかったら、好きな科目から勉強を始めてみましょう。
やりたい科目、好きな科目であれば、最初のやる気も出やすいです。
好きな科目の勉強に飽きたときに「じゃあやらなきゃいけない科目もついでにやっておこう」という気分になりやすいです。
勉強の時間割を作る
「何時から何時まではこの科目の勉強、それが終わったら次の科目」などと、勉強の時間割を作って見ましょう。
それをこなすようにすると、学習の習慣がついてくるので、やる気が無くなったときでも勉強をはじめることができます。
これは僕が受験生時代にやっていたことでもあるので、おすすめの方法です!
やる気が出る名言を調べる
「勉強 やる気 名言」などで検索すると、やる気がでないときに読むべき名言集などがたくさん出てきます。
効果は一時的でしょうが、試してみる価値はあるかもしれません。
長期的な効果がほしいなら、自室に名言を書いた紙を貼っておくのも良いでしょう。
勉強ができた時の報酬を設定する
これはかなり有効な方法です。
「勉強をしたらおやつを食べる」という単純なものから、「成績があがったら小遣いをくれるように親に交渉する」などの方法があります。
「勉強が終わったら良いことが待っている」と思えば、重い腰を上げて勉強を始める気になると思います。
30分以内の昼寝をする
少しやる気がでない、疲れて眠い、などと感じたら昼寝をしましょう。
昼寝後の脳の働きが段違いに上がり、勉強のやる気も出てきます。
注意点としては、「15時以降は昼寝をしないこと」「30分以上は寝ないこと」の2つです。
この2つを破ってしまうと、その日の夜の睡眠に影響が出てきてしまうことが科学的にわかっています。
また、お昼を食べたあとの13時ごろは、脳の活動が弱くなり効率が下がってきます。可能であれば昼食後の13時ごろに昼寝をすると最も良いでしょう。
僕も受験生のときは、学校がない日は毎日13時に30分以内の昼寝をしていました!
おわりに
やる気のでない原因を探って改善し、学習意欲を高めることに、この記事が貢献できたら幸いです。
やる気がある人とない人の違いはそれほど大きくはありません。
無理矢理にやる気を出すのではなく、「気がついたらやる気がある!」という状態が最高でしょう。
原因も対策も人それぞれだと思います。勉強をやる気がでないときは、自分にあった方法で対応してください!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません