【東大生オススメ】「速読英単語 必修編」の使い方

「速単」と略される「速読英単語」シリーズで、最も人気なのが「速読英単語 必修編」!!
自然な文脈で、受験生にとって必須レベルの英単語を覚えることができます。
このレベル帯の英単語帳の中では、もっとも完成度が高い参考書といえるでしょう。
必須レベルの英単語が選ばれているので、全ての受験生におすすめです。
すべての人にオススメな「速読英単語 必修編」について、特徴から使い方まで徹底解説します!!!
「速読英単語 必修編」について
概要
科目 | 英語 |
出版社 | z会 |
目的 | 英単語 |
難易度 | センター〜二次試験レベル |
分量 | 長文70本の中に必須の約1900語収録 派生語・関連語を含めて合計約3100語 |
使用期間 | 3ヶ月~半年 |
通信教育で有名なz会が一番売りにしている参考書です。
長文の中に覚えるべき英単語が含まれており、文脈の中で自然と単語を覚えることができます。
東大や難関大学合格者の支持はかなりのものです!!
使用目的
- センターレベルの英単語を覚えるため
- 文脈の中で英単語を覚えるため
- 長文読解の練習をするため
長文を読みながら文脈で英単語を覚えるのをコンセプトにつくられた英単語帳なので、長文を読みながら進めていくことになります。
難易度
- センター〜二次試験レベル
必修編というだけあって、全ての受験生に必須の英単語を収録しています。
長文も10個ずつ7つのステージに分かれており、後半になるに従って段々とレベルが上っていくので、少しずつレベルアップしましょう!
対象者
- センター〜レベルの英単語を覚えたい受験生
- 短文は読めるが長文読解が苦手な受験生
長文読解が苦手な受験生にオススメの英単語帳です。
英単語を覚えながら、長文を繰り返し読んで得意になりましょう。
別売りのCDを使えば、リスニング対策にもおすすめです。
「速単 必修編」のおすすめポイント
文脈の中で単語を覚えられる
速単では、長文の中に必須となる英単語が散りばめられているので、ストーリーごとに単語に触れることができ、印象に残りやすくなっています。
普通の単語帳にあるような、単語の意味だけチェックするやり方や、短い例文で単語を覚えるやり方は、はじめて覚える英単語がたくさんある場合は有効ですが、単調で忘れやすいという欠点があります。
速単の長文を繰り返し読めば、何度も重要語にふれることができます。自然と頭の中に、単語の自然な意味が入ってくるでしょう!
速読力を身につけられる
今の入試は、短時間で沢山の英文を読むスタイルの問題が多いです。
普段から英語の長文を読むことを習慣化していれば、段々と速読力が身についていきます。
単語を覚える過程で、たくさんの長文を読むことになると思います。
何度も何度も長文を読むことで、単語の意味が自然と頭に入ってくるだけではなく、長文を読む力が身についてくるでしょう。
入試に出てくる単語の94%をカバー
主要大学の入試問題を分析して、出現する単語の94%をカバーできるように、単語が選定されています。
速単の英単語さえ覚えれば、多くの大学に対応可能です。
英文を読むためにはどれだけの単語を覚えていればよいかというと、一般に5%以上知らない単語があると英文の内容を理解できない、と言われています。
センターレベルであれば速単1冊で十分でしょう。太字の英単語を覚えるだけで94%をカバーできます。
難関大学を受験する人は少し物足りないかもしれませんが、細字になっている参考語も一緒に覚えれば、多くの大学に対応できるでしょう。
見やすいレイアウト
左側のページに英文、右側のページに日本語訳が掲載されています。
英文を読んでいてわからないことがあったら、すぐに右側の日本語訳を見て意味を確認することができます。
長文の次のページには、長文中に掲載された重要英単語がリストになってまとめられています。
まずはじめはこちらをみて学習を続けると良いでしょう。単語も、重要語は太字、参考語は細字で掲載するなど、覚えるべき単語がひと目で分かります。
重要英単語は赤字
長文中の重要英単語、そしてその日本語訳までもが赤字になっており、赤シートで隠せるようになっています。
英文を読みながら、重要英単語の意味だけを赤シートで隠して、意味がわかっているかを確認するなど簡単にできます!
毎日無理のない量を学習できる
速単で長文読解で学習するからといって、普通の長文問題で英単語を覚えるのとは大きく違う点が一つあります。
それは、長文の量が学習しやすい量になっていることです。
70本のどの長文の語数も、70~250wordsとなっています。
まとまった時間を取ることができなくても、最後まで一つの英文を学習できるのです。
これがもし、500wordsとか700wordsの英語長文であったなら、一度英文を読むだけでかなり時間がたってしまい、単語の暗記などを翌日に持ち越すことになります。
翌日になってしまうと、一度しか読んでない長文の内容なんてすぐに忘れてしまうので、大変非効率な勉強になってしまうでしょう。
飽きずに進められる
普通の英単語帳では、例文を見たり、日本語訳を覚えたりなど、単調な暗記作業になりがちです。これでは飽きやすくなってしまいます。
速単は長文読解を通して英単語を覚えていくので飽きにくいです。さらに、z会も飽きのこない面白い英文を集めるようにしています。
テーマに関する単語はまとめて覚えられる
「国・動物・植物」などの、一定のテーマがある単語については、リストにまとめてくれています。
まとめてチェックしましょう!
圧倒的なサポート!
z公式のページで、速単の使い方から英文の解説までを徹底的にサポートしてくれます。知らない人は損しています!
特にオススメなのが、「速読英単語 読解アシスト」無料ダウンロードです。
速単に載っている長文の1つ1つについて、英文の構造や、文法的な説明まで、詳しいことがたくさん書いてあります。長文の意味が難しくてわからない人はぜひ使うと良いでしょう!
「速単 必修編」のデメリット・欠点
短文を読めない人だと長文も読めない
単語の意味がわかっても、英文がちゃんと読めるとは限りません。
文法を理解し、正確に英文の構造を理解して、意味を考えるトレーニングを積んでいないと、長文を読み切ることなんてできません。
まずは短文の意味を把握するトレーニングをしてください。いわゆる英文解釈や精読と呼ばれるものです。詳しいことは下を参考にしてください↓
しかし、多少のことなら問題ありません。
先程解説しましたが、「速読英単語 読解アシスト」無料ダウンロードなら、英文を詳しく解説してくれます。意味がわからない場合は、こちらを使ってください。
長文なので途中で挫折しやすい
短めとはいえ長文を読み進めていくので、途中で意味がわからなくなって詰まったり、読むスピードが遅くて文の意味がよくわからなくなったりするかもしれません。
この単語帳を始める段階で、「ある程度の英語の基礎能力がある人」でないと挫折してしまうかもしれません。
使う場合は、最初の長文を読んでみて、辛くないかどうか確認してからにしましょう。
純粋な単語帳としては使いにくい
コンセプトが、長文を通して自然な文脈で英単語を覚えることなので、普通の英単語帳と同じように、英単語と日本語訳を1対1対応で覚えようとしても使いにくいです。
しかし、長文の後に英単語のリストがちゃんとあるので、長文ごとにまとめて覚えるようにすれば特に問題ないでしょう。
「速単 必修編」の使い方
まずは英文を読んで見る
まずはさっと英文を読んで、意味が何となく取れるかどうか確認してみましょう。
まずは自分がどれくらい英文を読めるのかの確認なので、ここでは日本語訳を見なくて良いですし、読めないと思ったらすぐに諦めて良いです。
読んでみた感触で、次のうちのどの段階かを確認しましょう。
- 単語が難しくて英文が全然読めない場合
→リストで単語を確認する - なんとなくしか分からず、一部の英単語がよくわからない場合
→和訳を参考にしながら英文を読む - だいたい内容をつかめた場合
→和訳を確認してから、完璧になるまで繰り返し読む
リストで単語を確認する
単語が難しくて英文が全然読めない場合、長文の次のページにある単語リストで、必修単語の確認をしましょう。
単語の日本語訳を赤シートで隠す、紙にひたすら書く、音読する、など何でも良いので、自分の覚えやすいやり方で一通り覚えましょう。
なお、この際は完璧に覚えようとしなくて良いです。
5分立ったら忘れるかもしれないくらいの覚え方でも問題ありません。今後英文を繰り返し読んでいくうちに、脳に意味が刷り込まれていきます。
和訳を参考にしながら英文を読む
はじめに英文を読んでなんとなくしか意味がつかめなかった人や、単語の意味を一通り覚えた人は、和訳を見ながら英文を読んでみましょう。
途中、意味が取りにくい文章などがあるかと思いますが、和訳を参考にしながら一通り読んでみてください。
ちゃんと全体の意味がつかめて読めるようになるまで、これを繰り返しましょう!
「日本語訳を読んでも、英文の意味がよくつかめない」という場合は、z会の「速読英単語 読解アシスト」無料ダウンロードを確認してください!
完璧になるまで繰り返し読む
最後は完璧になるまで繰り返し読みましょう。
英単語の意味が頭にしっかり入るまで、長文をスラスラと読めるようになるまでが目安となります。
音読をするのもおすすめです。しっかりと意味を理解した英文を、音読を通してしっかりとアウトプットすることで、自身の体に染み込ませましょう!
CDを使うのもオススメ
別売りになってしまうので、少し高くなってしまいますが、CDを使って英文を聞くのもおすすめです。
ちゃんと内容を理解した長文を使うので、学習効果も高いです!
また、音読をするなら、正確な発音をしらないと変な癖がついてしまいます。まずは音源を聞いて、正しい発音を真似して音読するようにしましょう!
その他の単語帳について知りたい方はこちら↓
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